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電気自動車の先行開発車事業第1号についての記者発表会を行いました。

当社は、初めての事業としまして、先行開発車事業第1号を企画し、準備をして参りましたが、
多くの賛同を得て、この程、開始の運びとなりました。

プレスリリースはこちらをご覧ください
» プレスリリース日本語版(SIM-Drive_Jpn.pdf)404KB

当社では、本事業が、電気自動車が世界に広く普及することのきっかけになるとの確信のもとに、進めて参ります。この開発の過程を逐次発表することにより、普及の速度をより早めることが出来ると考えております。

株式会社SIM-Driveの先行開発車事業についての詳細は以下の通りです。
まず、電気自動車関連のビジネスに関わることになる機関から1機関当り2000万円の参加費を頂きます。この費用をもって、2013年頃に大量生産が可能となることを目標とする電気自動車の先行開発車を、当社と参加機関との協働により約1年かけて試作致します。

参加機関は、以下のような設備、および当事業における成果を自由に利用することが可能です。

  • 当社の開発拠点に1つの参加機関当り1台の机と椅子が用意され、常駐あるいは非常駐の参加者が自由に使えることとします。この参加者は、本事業における試作全てに亘って関わることが出来ます。
  • 当事業の成果品である仕様書、基本図面、試験成績書が提供されます。
  • 完成する試作車両を参加機関によるテスト、展示、メセナ活動等に利用することが可能です。

株式会社SIM-Driveの先行開発車事業のタイムスケジュールとしては、以下のように進めます。
まず、始めに5週間のスタートアッププログラムを行います。中でも、最初の2週間を使って電気自動車についての理解を共通のものとします。後の3週間を使って、本事業で試作する車体の概念、車格、仕様についての話し合いを行い、参加機関の合意に基づきこれらを決定します。
その後、参加機関からの要望、提供される部品等を取り入れながら設計、デザイン、試作を行います。

完成する試作車は2011年3月を目途に組立車としてナンバーを申請する予定です。

SIM-Drive先行開発事業第1号に関して、予想を上回る数の機関に参加して頂きました。また、第2号を望む声が既に寄せられております。この声にお応えするため、2010年夏ごろを目途に先行開発事業第2号を開始することを想定しております。その参加募集に関するアナウンスは2010年3月頃にさせていただく方向です。